鉄骨補修　鉄の錆そのままで大丈夫？

鉄骨補修　鉄の錆そのままで大丈夫？

鉄骨補修　鉄の錆そのままで大丈夫？

こんにちは！！塗りかえ専門店佐藤塗装店　佐藤です。
最近、鉄骨階段やベランダの腐食でお困りのお客様から、よく「鉄骨補修」のご相談を頂いております。

その内容とは、
錆が激しく発生していたり、その先に起こる錆による腐食（穴あき）が起こっていまったり・・・。
中には、階段の一番重要な「梁」の部分や、「柱」がとっても危ない状態の階段のご相談です。

その鉄のサビ・・・本当にほっておいて大丈夫なんですか？？

今回はその錆付いた鉄階段の補修も含め、どのような処置をすれば良いか？
鉄骨補修金額などについて書き記したいと思います。

1.　鉄骨補修の錆について

錆とは、金属の表面の不安定な金属原子が環境中の酸素や水分などと、酸化還元反応（いわゆる「腐食」）を起こして成形される腐食物。～ウィキペディアより引用～

私たちが皆様のお宅、建物、ビル、マンションなどで目にする「鉄骨補修の対象となる錆」とは、下記のような物です。

ホテルの非常階段の「錆」

なかなか気合の入った「錆」でした・・・。（苦笑）

住宅車庫の鉄骨錆

塩害からくる「錆」もなかなかです。錆がモッコリしている！！そんな感じです（笑）～横浜市中区の海風の通る住宅より

アパート階段ベランダの錆、腐食

鉄骨腐食により柱が取れてしまったアパートのベランダ部分（一刻を争う緊急状態です！！）川崎市宮前区のアパート

皆さんもよくご存知だと思いますが、鉄が錆びるとやがて素材は性能を失い腐食して穴が開きます。

よくお客様に鉄は5年おきかな？？（塗る期間）
などと、談笑しながらそうような事をお伝えするのですが、全くおっしゃる通りで「鉄骨関連は5年でお手入れ」というのが望ましいとされています。

しかし、なかなかその5年も早い訳で、なかなか5年おきのお手入れというのも大変な訳で・・・

いろいろとご相談を頂く中で、腐食が激しく鉄骨が穴が開いたり、躯体の状態も危ういケースも数多く見てきました。
私たち佐藤塗装店では、こうした鉄骨の補修なども行っております。

数々行ってきている鉄骨補修工事を下記にご紹介させていただきます。

↓　腐食が進む鉄階段、鉄骨の補修工事　作業動画です！

↓　鉄階段、手すりなどの修理　鉄骨補修工事の作業動画です！

2.　住宅　ベランダ修理　鉄骨補修工事

川崎市宮前区のお客様より外壁塗装工事のご注文を頂きました。その中でも鉄製ベランダの腐食が発生しておりました。
上記のように梁（はり）と手すりに穴が空いた状態です。

このような状態の場合、「アルミテープを巻いて塗っておけばいいよ！！」という昔の昭和スタイル親方風の簡単な補修もございますが・・・(笑)

穴が空いてしまているという事はベランダ的には強度が弱っている事を示していますので、ベランダ鉄骨の溶接補修工事を行いました。

今回の工事では、梁のカバー工法(既存上から被せる方法）と手すりの取り換え工事を行っております。

手摺に関しましては、部分的に切断をして同径金物を加工取付しました。また、梁はL型鋼材を加工取付をしております。

下の天井付近までかぶさるように加工しました！！

鉄骨のベランダは梁をコの字型にカバー工法で取付補強いたしました。

最後に保護塗装をしてあげて工事は完了です。

3.　アパート　鉄階段修理補修工事、廊下下端補強工事　他

4.　その他ビル、住宅鉄階段修理補修工事など

5.　アパート階段の落下防止　鉄骨補修工事